お金のプロに“投資した方がいい”と言われても… わたしが奨学金の早期返済を選んだ理由

こんにちは、看護師２年目のういちゃんです🌷

今日は、わたしが「奨学金を早期返済しよう」
と決めた理由について実体験を交えてお話しします。
2024年に返済をスタートしてから約１年。
360万円あった奨学金は、残り115万円まで減りました。

『投資した方がいいよ』
『繰上げ返済なんてもったいないよ』
『そんな低利率でお金借りることはできないよ』
そう言われたこともありました。

それでも“返済”を選択✅️
奨学金で悩んでいる方の力になれたら幸いです💓

わたしが返済を選んだ理由

「奨学金、借りてるなら投資をするべき！
　投資の利回りの方が高いし、
　繰上げ返済なんてもったいない」

――そう言われたのは、
看護師になる前の３月、無料のFP相談を受けた時のことでした。

自分のやりくりが良かったのか
幸いにも奨学金の一部が手元に残っていたので、
このお金をどう使うべきか、プロに相談してみました。

その場で勧められたのは、投資信託（新NISA）と、
そして大手保険会社の変額保険。
「これに入っておけば、将来のお金の不安が減ります」と言われて、
「“プロが言うならそうなのかな”」って、正直心が揺れました。

でも、その言葉にすんなり納得できなかったのは、
わたし自身が「借金のある状態」で生きていくのが、
どうしても苦しかったからです。

たぶん、わたしみたいに思ってる人も多いと思います。

実際の金利を比較してみると…
・奨学金：年利0.4％（2024年時点）
・住宅ローン：２％
・カーローン：２〜４％
・カードローン：MAX15％

そして新NISAの想定利回りは３〜７％。
変額保険の利率の６〜10％、またはそれ以上。
（変額保険のカラクリについてはまた後日。）

奨学金は返済せずに投資へまわすことが
良いとされる理由は見るだけでわかると思います。

そこで一度考えたことは
「借金がある状態で人のお金を運用するって、本当にいいのかな？」
ということです。

「借金があるまま将来に向けて投資するのって、なんかモヤモヤする…」
「保険でお金を育てるって言われても、本当に安全なのかな…？」

FPさんの言ってることは合理的だったし、
きっと正しい「戦略」なんだと思う。
でも、わたしが欲しかったのは、
戦略じゃなくて『安心』だったんです。

看護師になったばかりのわたしは、
貯金はゼロ、総資産額はマイナス、新NISAは数万円

こんな状態の30代前半のスタートを切りました。

💦もっと賢いやり方があったのかもしれない。
💦もっと『増やすための努力』をしてたら、
💦今ごろお金は増えていたのかもしれない。

でもわたしにとっては、
奨学金という重しを下ろすことが、何よりのメンタルケアでした。

まずは
・最低限の生活防衛費を貯蓄
・そこから夜勤や残業手当、ボーナスを
　全額奨学金返済に充てる
・みるみると減っている奨学金
・少しずつ増えていく新NISA口座

通帳の「マイナス」を見て落ち込んでた頃とは、今はまったく違う。

総資産がプラスになることで、
「このまま進めばわたしの未来は大丈夫！」
と思えるように✨
その安心が、毎日の笑顔とブログ執筆に力を与えてくれました。

投資はこれからでもできる。
お金を増やす手段はいろいろある。

でも「安心して生きる感覚」は、
今しか育てられません。

投資も保険も
未来の自分へのプレゼントであることは
とてもよくわかることです。

しかし、奨学金という借金を減らすことも
未来の自分へのプレゼントだと思います。

奨学金360万円の利息が約15万程度であったとしても
20年間続く負債を抱えるストレスは、
決して小さくないと思います。

毎月引き落とされる奨学金返済に
区切りをつけて、身軽になっても良いのではないでしょうか？

まだ奨学金の返済は終わっていませんが、
純資産がプラスになったその瞬間、
ようやく
「わたしの人生、これからだ！」と思えたんです。

奨学金の返済方法に「正解」はないと思います。
投資を優先する人もいれば、
わたしのように「まずは借金を減らしたい」と思う人もいる。
どちらを選んでも、自分で納得して選んだなら、
それがきっとその人にとっての正解です。

わたしが返済を選んだ理由は、
“とにかく安心して日々を過ごしたい”
という気持ちが強かったからです。

まだ返済は続いていますが、
純資産がプラスになったことで、
自分の人生が少しずつ前に進んでいることを実感できています。

だからこそ、もしあなたが奨学金のことで悩んでいたり、
「繰り上げ返済ってどうなんだろう？」と考えていたら――
こんな考え方もあるんだなって、ちょっとでも参考になれば嬉しいです。

安心は、投資と同じくらい大切な“資産”だから🌸
これからも自分に合った選択を、一緒に重ねていきましょうね。